« 日光の酒蔵見学 | トップページ | 貴婦人の足元・・・? »

2012年2月22日 (水)

日光じゃないけど酒蔵見学

腹ごしらえも済んだところで、午後の部開始。
記事のテンション違うように見えるのはきっと気のせい。
正しくは、投稿時間のせいなので気にせずGO。

120213_matuisyuzou
次なるは車でチョイと走った松井酒造。
こちらは若女将(という表現でいいのかなぁ?)の若葉さんがご案内下さいました♪

実は、先の片山酒造さんも、こちらの松井酒造さんも実は3年ぶり2度目の訪問で。
今回は、敢えてこの時期・この時間に行ったのです。
;
何故かと言うと…

120213_sakamai_musu

120213_sakamai_musu_yuge
こんな景色が見たくって。
次の行程にかかるまでは暫く間があると言うので、その間に蔵の中を見学させていただくことに。

120213_matuisyuzou_naka
蔵の中にはやはり大きなタンクが沢山。
(この景色はまた後で出てくるよ~。)

120213_matuisyuzou_syubotukuri
こちらのお部屋では酒母を作っているのだそう。

120213_sikomityuu
こちらは、先のお部屋の大きなタンクを上から覗いた所。
昔からの酒蔵はこんな風な中二階みたいになってんだってさ。

120213_matuisyuzou_yane
上を見上げると、風呂をかき回す棒の長い版が沢山。さっきの写真で職人さんが使っている道具は昔は当然木製で、当時のものだそうな。

120213_yabutaこちら、(通称?)ヤブタ。
あのアコーディオンのような蛇腹の中に醪を入れて、圧縮空気で圧をかけながら搾るのだそう。
なぜヤブタ?と思っっていたら、機械にそのまま【Yabuta co.】って書いてあった(笑)

120213_kamekuti
さっきは槽口(ふなくち)だったけど、こちらでは甕に溜まるので甕口と呼ぶんだってさ。

蔵の中は5℃程度なので、長時間じっとしてるとやっぱ寒い・・・次の作業までもう30分程だと言うので、一度売店に戻る。
120213_yopparai_test
全国一斉よっぱらいテストで、受験者は雄町まい? 回答が【♭♭】www
なかなか洒落が効いている(笑)

そうこうしているうちに、次なる行程の時間。

120213_musiowari1
先ほど、ブワァ~~~ッと膨れていた何かはペタンコに。

120213_musiowari2
上から、ウィ~ンと降りてきた機械で持ち上げると、

120213_musiowari3
中には蒸しあがった酒米が。

120213_musiowari4
隣の機械に移動して

120213_koujihuri
その先では酵母をまんべんなくまぶして行く。

お?食べていいんですか♪
・・・微妙。。。
蒸しているだけが理由ではなくて、米そのものも理由?
なるほど…酒米と普通のお米は周辺の蛋白質の率も違うんですか?
更にそれを磨いて…
それで食べても美味しくないんかぁ。

120213_unpan1
さらに再び布に包まれ運搬台車へ。

120213_unpan2
先ほどの蔵の中、銀色の入れ物の前に止まると、

120213_nakazoe
ぃよいさっ!
日本酒に三段仕込みと言われるものがあるのだけれど、その二段目、【仲】という行程なのだそう。
酒母の状態から作りたい量まで一気に増やすと、バカスカ喰って酵母がバテてしまうのだそうな。

120213_kakuhan
ここから更によ~く掻き混ぜるこの作業、なんとやらせていただけました♪
写真は恥ずかしいから載せないけれどww

こちら松井酒造さんでオイラが購入したのは…

120213_kijousyu
琥珀色の日本酒、貴醸酒
隣の酒と比べて、色見が明らかに違うのが判るかしら?
お酒を仕込むときに、水の代わりにお酒を使うと言う何とも贅沢なお酒。
トロリとした舌触りと得も言われぬ甘みが美味しいのよ~♪

;

そして

120213_ganman_hanabi
夜は、含満ヶ淵の花火を見て

120213_candlepagent
キャンドルページェントを見て

120213_ganman_stonepark
ストーンパークや

120213_ganman_jizou
並び地蔵を見て…

なんていう記事を…

120213_korabo
片山酒造オリジナルお猪口に、松井酒造の貴醸酒を、雲竜瀑の氷のオンザロックで呑みながらのんびりと書く予定でいたんだ。本当は。

だのに、なぜこんなものを飲む羽目に… (T^T)

Tamiflu

株式会社 松井酒造
電話:0287-47-0008
住所:栃木県塩谷郡塩谷町船生3683

(補足)
今回紹介したような仕込みの風景は、早朝に行われる事が多く一般的には見ることがあまり出来ないのだとか。
ただ、こちらではその仕込みが通常より6時間程遅く始まる為、こんな風に一般が見学する機会を得られるんだそうです。
投稿タイミングを逃してしまったので、今年の仕込みは間も無く終わってしまいそうですが、興味のある方は早め or 来年を狙ってみてください。
やっぱり、予約をした方がいいでしょうね。

ちなみに。
途中で出てきたさかずきんの全国一斉よっぱらいテストみたいな、ちょっと楽しめるものが店内に結構あって、入り易い雰囲気だったなぁ。

個人的には店内にあったコレが判り易くて欲しかったんだけど、売ってなかった orz

・・・コミケ行くかっ!? ww

|

« 日光の酒蔵見学 | トップページ | 貴婦人の足元・・・? »

コメント

モモクリ様
支配人代理様
おいでませ~♪

>モモクリ様
お酒は水が美味しい所で作られます。
そして、杉が育ちやすい場所というのは水が良く、酒造りに向いているのだそうですよ。
…花粉症には天敵ですがね。

>支配人代理様
おぉっ!? なんて早い。
これは有難い。週末が楽しみですね♪

またお越しくださいまし。

投稿: べー太 | 2012年2月26日 (日) 01時05分

お疲れです。件の、もっとも~っと日本酒を知りたい他既刊本注文しておきました。来週末くらいになるかと思いますが届きましたらお届します。奥日光そぞろ歩きも紹介しておきましたので何か反応があればよいですね。

投稿: 支配人代理 | 2012年2月23日 (木) 23時04分

素顔に松の寿ですか..良いですね。
素顔は原酒でも意外とサッパリ系で、松の寿はちょっと黄色みがかったところが印象的に残っています。
どちらも、水が綺麗な所だから良い酒ができるんだと思います。

投稿: モモクリ | 2012年2月23日 (木) 22時25分

ぱんた様
おいでませ~♪

ご心配おかけしまして。m(_ _)m
もしかしてお立ち寄り下さいました??
留守にしていて申し訳ありませんでした。
夏鳥もご無事ですか?

貴醸酒は、ここ数年アチコチで見かけるようになりましたけど、あまり一般的には流通しないのかも。
松井酒造さんもわざわざ蔵から出してきて下さいましたし。

>コミティア
え?コミケと違うの σ(。~ °)
そもそも、土日無理です~×
しかも、既に終わったイベントだし~××
っていうか、何故に詳しいのですかww
鳥部所属??

またお越しくださいまし。

投稿: べー太 | 2012年2月22日 (水) 22時52分

休暇中と聞いておりましたが、そんな楽しいことを。
貴腐の日本酒は非常に興味大です。
インフルエンザお大事になさってください。

あ、「コレ」ですが、コミケではなくコミティアなので、コミケよりは敷居低いと思いますよ。(笑)
ぜひ行ってみてください。(^-^

投稿: ぱんた | 2012年2月22日 (水) 21時54分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日光じゃないけど酒蔵見学:

« 日光の酒蔵見学 | トップページ | 貴婦人の足元・・・? »